みなさんは MBTI診断 をやったことがありますか?
私は何度やっても INFJ という結果が出ます。
MBTIのアルファベットにはそれぞれ意味がありますが、
ものすごくざっくりまとめると、INFJは
「内向的・直感型・感情型・計画好き」
の組み合わせ。
一言でいえば、内向的で、感情の動きに敏感なタイプです。
■ INFJとHSPは、よく似ている
調べていると気づくのですが、
INFJの人は、HSPである率がかなり高いと言われています。
HSPとは、Highly Sensitive Person の略で、
「繊細で、共感力が高く、刺激に敏感」という性質を持つ人のこと。
特徴を並べると、INFJの性質とほぼ重なります。
・人の気持ちに気づきすぎてしまう
・相手の表情の変化に敏感
・小さな違和感を見逃さない
・大人数より少人数が安心
・ひとりの時間でエネルギーが回復する
これらは、INFJとHSPの両方に共通しています。
■ 「繊細」は弱さではなく、情報量が多いということ
INFJやHSPという性質を持っていると、
たまに「生きづらさ」を感じることがあります。
・他人の気持ちを読みすぎて疲れる
・断れない
・人混みが苦手
・刺激が多いと一気に消耗する
でもこれは、
“弱い”のではなく、“受け取っている情報量が多い”だけです。
相手が発している言葉の裏側、
空気の微妙な変化、
場のトーンの揺れ――
そういうものを無意識のうちに全部キャッチしてしまう。
だからこそ疲れやすいし、
だからこそ深く共感できる。
これは、すごく特別な能力でもあります。
■ INFJやHSPの人が持っている、静かな才能
このタイプの人は、表に出て派手に活躍するというより、
「深く、静かに、人を支えていく」 ときに力を発揮します。
・相手の気持ちを察する
・言葉の裏側にある痛みを感じる
・本質を見抜く
・柔らかい表現が得意
・人の変化に気づける
これらは、普段あまり自覚しないかもしれないけれど、
確実にあなたの魅力であり、強さです。
■ 自分の性質を知ると、生きやすくなる
MBTIやHSPは、
「こうじゃなきゃいけない」と決めるものではありません。
ただ、
“自分がどういうところで疲れやすいのか”
“どういう環境で才能が育つのか”
を知る手がかりになります。
性格を変える必要はなくて、
ただ、自分に優しいルールを作ればいい。
・無理に外向的にならなくていい
・ひとりの時間は必要な栄養
・気疲れしたら静かに充電すればいい
・深い関係を大切にすればいい
INFJも、HSPも、
“繊細”は欠点ではなく、
世界を人より細かく感じられる才能です。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉