── 時間の流れは変わっていないのに
最近よく思います。
1年がとてつもなく早い。
気づけば春が終わり、
気づけば夏になり、
気づけば年末が見えてくる。
「この前お正月だった気がするのに」
そんな言葉を口にする機会が増えました。
20代の頃は、もう少し長かった気がする
もちろん、
実際の1年の長さは変わりません。
でも感覚としては、
20代の頃の1年と、
今の1年は全く違う。
学生時代はもっと長かった気がするし、
社会人になったばかりの頃も、
もう少しゆっくり流れていた気がします。
忙しくなるほど、時間は早くなる
理由のひとつは、
単純に忙しくなったことかもしれません。
仕事。
家庭。
友人との付き合い。
趣味。
20代の頃より、
抱えるものが増えている。
すると、
目の前のことをこなしているうちに、
気づけば数か月経っている。
そんなことが増えてきます。
「初めて」が減っていく
もうひとつ感じるのは、
新しい経験が減ることです。
学生時代は、
毎年たくさんの変化がありました。
新しい学校。
新しい友人。
新しいアルバイト。
新しい環境。
でも30代になると、
生活が安定してくる。
それは良いことでもあります。
ただその一方で、
毎日が少しずつ似た景色になっていく。
記憶に残る出来事が減る
振り返ると、
時間の長さは、
実際の時間ではなく記憶の量で決まっている気もします。
旅行に行った1週間が短く感じる。
新しいことを始めた1か月が濃く感じる。
逆に、
同じことの繰り返しだった期間は、
驚くほど早く過ぎる。
だから、
年齢だけではなく、
日々の過ごし方も関係しているのかもしれません。
早いことは悪いことではない
とはいえ、
1年が早いこと自体は悪いことではありません。
それだけ充実しているとも言える。
仕事がある。
会いたい人がいる。
やることがある。
暇で仕方がなかった頃より、
ありがたい状況なのかもしれません。
だからこそ、意識して残す
ただ、
あまりにも早く過ぎていくと、
少しもったいなく感じることもあります。
だから最近は、
新しい場所へ行く。
新しい人と会う。
新しいことを始める。
そんな機会を意識的に作りたいと思うようになりました。
時間の流れは変えられなくても、
記憶の密度は変えられる気がするからです。
問い
あなたにとって、
今年は長かったでしょうか。
それとも、
あっという間だったでしょうか。
もし後者なら、
その理由は年齢だけでしょうか。
それとも、
毎日が少し似ていたからでしょうか。
30歳を超えてから、
1年がとても早い。
それはきっと、
年齢のせいだけではない。
忙しさ。
慣れ。
安定。
いろいろな要素が重なっている。
だからこそ、
少しだけ新しい景色を増やしてみる。
そうすると、
来年の1年は、
少し長く感じられるのかもしれません。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉