── 会話には、勝ち負けがない
皆さんの周りに、
雑談で折れない人はいませんか。
食事中や休憩中。
他愛もない話をしているだけなのに、
「いや、俺はこう思う。」
「それは違うんじゃない?」
と、自分の意見を曲げない人。
悪気はないのでしょうが、
話していて少し疲れてしまうことがあります。
雑談に正解はない
私は、
雑談には正解がないと思っています。
「この映画面白かった。」
「最近このお店に行った。」
「この季節っていいよね。」
そんな会話に、
正しい答えは必要ありません。
大切なのは、
お互いが気持ちよく話せること。
共感したり、
話を広げたり、
「そうなんだ」と受け止めたり。
雑談は、
結論を出すためではなく、
心地よい時間を共有するためのものだと思います。
議論モードになってしまう人
一方で、
雑談なのに、
すぐ議論になってしまう人もいます。
「いや、それは違う。」
「でも、こっちの方が正しい。」
本人は会話を楽しんでいるのかもしれません。
でも、
相手は意見を戦わせたいわけではなく、
ただ話を聞いてほしかっただけ、
ということも少なくありません。
大事なのは、会話の目的
仕事では、
意見をぶつけ合うことが大切な場面があります。
より良い答えを見つけるためには、
議論は必要です。
でも、
雑談の目的は違います。
相手との距離を縮めたり、
その場の空気を楽しんだりすること。
だから、
毎回「正しさ」を持ち込む必要はありません。
折れることは、負けではない
雑談では、
少しくらい相手に合わせてもいい。
「そういう考えもあるね。」
「確かに。」
それだけで、
会話はずっと心地よくなります。
ここで折れることは、
負けではありません。
むしろ、
その場を楽しむための余裕なのだと思います。
問い
あなたは、
雑談をしているつもりが、
いつの間にか議論になっていないでしょうか。
あるいは、
相手は共感してほしいだけなのに、
正解を伝えようとしていないでしょうか。
会話には、
「答えを出す会話」と、
「一緒に過ごす会話」があります。
その違いを知っている人ほど、
きっと一緒にいて心地いい人なのだと思います。
雑談は、
意見を戦わせる場所ではありません。
お互いが少し機嫌よくなって、
「また話したいな」と思える時間。
そのためには、
正しさよりも、
心地よさを選ぶことも大切なのかもしれません。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉