「自分へのご褒美」は、本当に必要なのか

「自分へのご褒美」は、本当に必要なのか

 

── 報酬と習慣

「今日は頑張ったから、スイーツを食べよう。」

「仕事が終わったから、お酒を飲もう。」

「ボーナスが入ったから、自分にプレゼントを買おう。」

「自分へのご褒美」という言葉は、

すっかり当たり前になりました。

もちろん、

頑張った自分を労うことは、とても大切です。

でも最近、

少し気になることがあります。

本当に、ご褒美は必要なのでしょうか。


 

 

 

 

ご褒美は、やる気を生む

 

ご褒美には、

確かに効果があります。

「これが終わったら好きなものを食べよう。」

「ここまで頑張ったら旅行へ行こう。」

そんな目標があると、

少し頑張れることがあります。

子どもの頃のテスト勉強も、

大人になってからの仕事も、

何か楽しみがあると前向きになれるものです。


 

 

 

 

でも、毎回必要になると…

 

一方で、

毎回ご褒美がないと頑張れない状態になると、

少し注意が必要かもしれません。

「頑張ったから甘いもの。」

「疲れたからお酒。」

「嫌なことがあったから買い物。」

気づかないうちに、

ストレスを解消する手段が、

ご褒美そのものになってしまうことがあります。

すると、

頑張ることよりも、

ご褒美が目的になってしまいます。


 

 

 

 

習慣は、ご褒美がなくても続く

 

面白いことに、

本当に習慣になっていることは、

あまりご褒美を必要としません。

歯を磨く。

散歩をする。

筋トレをする。

読書をする。

最初はご褒美があったかもしれません。

でも続けていくうちに、

やらない方が気持ち悪くなる。

そんな状態になります。

そこまでいけば、

外からの報酬ではなく、

習慣そのものが心地よさになります。


 

 

 

 

一番のご褒美は、成長かもしれない

 

仕事でも趣味でも、

続けていると少しずつできることが増えていきます。

昨日より速くできた。

前より上手くなった。

誰かに喜んでもらえた。

そうした小さな成長は、

モノでは買えないご褒美です。

もしかすると、

一番価値のある報酬は、

自分自身の変化なのかもしれません。


 

 

 

 

問い

 

あなたは、

頑張ったあとに、

いつも何かご褒美を用意していますか。

それとも、

頑張ること自体に、

少し楽しさを感じられているでしょうか。

どちらが良い・悪いではありません。

ただ、

ご褒美がないと動けない状態より、

ご褒美がなくても自然と続けられることが一つでもあるなら、

それはきっと、

あなたの人生を支えてくれる習慣になるはずです。


 

ご褒美は、

頑張るためのきっかけにはなります。

でも、

長く続ける力になるのは、

「終わったら何がもらえるか」ではなく、

「やることそのものが好きになれるか」。

本当の意味で豊かな習慣は、

ご褒美の先にあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

それではまた明日──

 

SOWN 代表

片倉

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