有名なサッカー漫画、
アオアシ の中で、こんなセリフがあります。
人間は考える葦である。
考えて、考えて、考えて、考える。
すると、いろんなことが考えなくてもできるようになる。
そうしたら、ようやくそれが自分のものになる。
この言葉は、作品の本質を突いている気がします。
感覚だけでは、届かない
物語の序盤、主人公は感覚型の選手です。
センスはある。直感もある。
でも、強豪の世界ではそれだけでは通用しない。
ポジションの意味。
味方の動き。
相手の意図。
空間の使い方。
ひたすら考える。
サッカーは、ボールが動き続けるスポーツです。
試合中にじっくり考えている余裕はありません。
だからこそ、
考え抜いたことが、無意識に落ちている状態が必要になる。
思考を重ねた先に、
“考えなくても動けるレベル”がある。
仕事も同じかもしれない
これは、私たちの仕事にも通じます。
多くの人は、経験を重ねることで成長します。
でも、その経験の中で
どれだけ“考えているか”が分かれ道になる。
ただルーティンでこなす。
前回と同じやり方で進める。
それでは、
仕事は自分のものにならない。
小さな思考の積み重ね
たとえば、
・もう少しこうしたら良くなるかもしれない
・進め方を変えてみよう
・あの提案の仕方は良くなかったから、次は変えてみよう
こうした小さな思考。
誰に言われるでもなく、
自分の中で検証を繰り返す。
その時間があるかどうか。
無意識は、努力の結晶
「考えなくてもできる人」は、
才能のように見えることがあります。
でも実際は、
誰よりも考えた人なのかもしれない。
無意識は、偶然ではなく、
思考の蓄積です。
何度も考え、
何度も試し、
何度も修正する。
その繰り返しが、
ある日ふと「自然にできる」状態をつくる。
問い
あなたの毎日は、
思考していますか。
それとも、
ただ消化していますか。
考えることは、面倒です。
時間もかかります。
でも、考え抜いたことだけが、
やがて自分の“型”になります。
そしてその型が、
あなたを支える武器になる。
考えなくてもできるようになるまで、
考え続ける。
遠回りに見えて、
それがいちばん確実な近道なのかもしれません。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉