戦わずに、好きを守る

戦わずに、好きを守る

 

最近、『ブルーピリオド』の最新巻を読みました。

その中に出てきた「戦わずに好きを守る」という言葉が、ずっと頭から離れません。


それは、

主人公が憧れていた先輩が、

作家ではなく、企業に就職する道を選んだことへの言葉でした。

 

 

 

 

 

勝負の世界に立つ、ということ

 

主人公は、

作家という厳しい勝負の世界に身を置くことを選びます。


評価される。

比べられる。

否定されるかもしれない。


それでも、

美術を嫌いになるかもしれない覚悟を持って、

「戦う」道を選んだ。


その姿は、とてもまっすぐで、眩しいです。

 

 

 

 

 

好きでい続ける、という選択

 

一方で、先輩は違いました。


絵が好きだからこそ、

絵で勝負する場所を選ばなかった。


戦い続けることで、

好きなものが、義務や苦しみに変わってしまうことを、

きっと知っていたのだと思います。


だから彼女は、

戦わずに、好きを守る道を選んだ。


それもまた、

勇気のいる決断です。

 

 

 

 

 

「逃げ」ではなく、「選択」

 

この選択は、

逃げではありません。


勝ち負けのルールに乗らない、

という意思表示です。


・評価されなくてもいい

・一番じゃなくてもいい

・ただ、好きでいたい


そういう価値観も、

確かに存在します。

 

 

 

 

 

私たちの日常にもある話

 

これは、

アートの世界だけの話ではありません。


・趣味を仕事にするかどうか

・競争の激しい環境に身を置くか

・安定を選ぶか、挑戦を選ぶか


そのたびに、

「戦うか」「守るか」という問いが現れます。

 

 

 

 

 

戦うことが正解じゃない

 

何かを本気で好きになると、

どうしても「勝ちたい」「認められたい」と思ってしまいます。


でも、

勝負に出ないからこそ、

長く好きでいられることもある。


それは、

少し静かで、

でもとても誠実な生き方です。

 

 

 

 

 

好きを、どう扱うか

 

好きを、

武器にするのか。

守るものにするのか。


どちらが正しいわけでもありません。


ただ、

自分はどちらを選びたいのかを、

ちゃんと考えることが大切なのだと思います。

 

 

 

 

 

好きを嫌いにしないために

 

戦う覚悟がある人は、

全力で戦えばいい。


でも、

「ずっと好きでいたい」と思うなら、

戦わない選択も、確かにある。


「戦わずに好きを守る」


この言葉は、

今の私たちにとって、

とてもやさしくて、強い指針なのかもしれません。

 

 

 

 

 

それではまた明日──

 

SOWN 代表

片倉

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