情熱のあるところに、人は集まる

情熱のあるところに、人は集まる

 

はじめに

 

誰かが夢中になっている姿や、夢中で生み出したものに、心を奪われた経験はありますか?


目の前のことに没頭して、周りの目なんておかまいなしに、

ただ真っ直ぐに「好き」や「信じていること」に向かう人の姿には、

言葉では言い表せないような力が宿っていると感じます。


今日はそんな、「情熱のあるところに人は集まる」というテーマで、

映画や漫画の印象的なセリフ、そして自分自身の創作体験を通して、

想いを綴ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

人は他人の情熱に惹かれる

 

筆者が大好きな映画『ラ・ラ・ランド』には、こんなセリフがあります。


「人は、他人の情熱に心を動かされる。」


夢に迷いながらも、ジャズクラブを開くことを夢見るセブに向かって、

女優を目指すミアが優しく、でも強く伝える言葉です。


このセリフが心に残るのは、どんなに洗練されたプレゼンや完璧な論理よりも、

その人が何かを信じ、心から「これが好きだ」「これを伝えたい」と思っている時、

人は本当に動かされるからです。


言い換えれば、「情熱」には人の心を動かすエネルギーがあるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

本人が楽しんで作ったものは、見る人も楽しくなる

 

漫画『ブルーピリオド』にも、印象的なセリフがあります。


「作った本人が好きで 楽しんで 情熱を込めて作ったものってね、それを見た人も楽しくなっちゃうものなんですよ。」


これは、美術部の先生が、絵の道を目指すかどうか悩んでいる主人公にかけた言葉。


技術や表現の正しさだけを求めていると、どこか冷たい作品になってしまうことがあります。

でも、その人が心から楽しんで、心を込めてつくった作品には、

理屈じゃない温度や、空気感のようなものが宿る。


それは、見る人の心にも、どこか確かに伝わるのです。

 

 

 

 

 

 

日々の創作で実感すること

 

このSOWNというブランドを立ち上げてから、日々、創作や発信活動と向き合っています。

アイデアを練り、思考を重ね、デザインに意味を込め、

目には見えないけれど、確かに存在する「思い」をビジュアルや文章にする作業。


そうして作り上げたジュエリーや世界観を、イベントやオンラインで届けたとき、

「一目見て惹かれました」

「なんだか、この世界観がとても好きです」

「クリエイターとして憧れます」


そういったお声をいただくと、

やっぱり、情熱って伝わるんだな、と実感します。


「売れそうだから作った」ものではなく、

「これを作りたい」と願って生まれたものにしかない、

温度や鼓動のようなものが、きっとそこにはあるのかなと思います。

 

 

 

 

 

まとめ

 

効率や合理性、マーケティングが重視される今の時代にあっても、

人が最終的に惹かれるのは「人の熱」なのかなと、私は思います。


完璧じゃなくてもいい。正確じゃなくてもいい。

でも、心がこもっていること。


情熱のあるところに、人は自然と集まり、

また新しい情熱が生まれていく。


そんな循環を、これからも信じて、

一つひとつの創作に心を込めて向き合っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

それではまた明日──

 

SOWN 代表

片倉

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