今日も自分を守れた?──"自尊心メーター"で、心を守る習慣

今日も自分を守れた?──"自尊心メーター"で、心を守る習慣

 

はじめに

 

みなさんは、自分の「自尊心」を意識していますか?

ふとしたひと言に傷ついたり、自信がなくなったり。

どれだけ気をつけていても、日常のなかで自尊心が揺さぶられる瞬間は、きっと誰にでもあります。


でも、それって実は“自分で守る”ことができるものでもあるんです。


今回は、ちょっとユニークな方法――

**自尊心メーター**という考え方をご紹介します。

数字で心の状態を把握することで、落ち込んだときにも自分を見失わないためのヒントを探ってみましょう。

 

 

 

 

 

自尊心を数値化してみよう

 

自尊心って目に見えないし、コントロールしづらいと思いがちですが、数値にしてみると、少しだけ扱いやすくなります。


たとえば、あなたの「自尊心メーター」を100からスタートするとしましょう。

 

  • 上司に厳しく叱られた → -15

  • SNSで比較してしまった → -10

  • レジで理不尽な態度を取られた → -5

 


こうやって“心のダメージ”を具体的に捉えることで、「今、自分は少し減ってるな」「回復しないと」と、意識してケアする習慣が生まれます。

 

 

 

 

 

数値は“都合よく”調整していい

 

ここが大事なポイントです。

マイナスの数値は控えめに。プラスは大きく取る。


たとえば:

 

  • パートナーが「今日もお疲れさま」と言ってくれた → +100

  • 友人に「最近なんかいい雰囲気だね」と褒められた → +120

  • 美味しいコーヒーを飲めた → +20

 


逆に、自分を否定してくるような人からの言葉は?

 

  • よく知らない人に失礼な態度を取られた → -5

  • 自分の価値観と合わない人に批判された → -1

 


そうです。

“どうでもいい人”からのマイナス評価は、重く受け取らなくていいんです。

自分にとって大切な人や、大切な時間の影響だけ、しっかり拾っていきましょう。

 

 

 

 

 

大幅に下がる日もある

 

もちろん、そうはいっても、メーターが一気に下がるような日もあります。

たとえば、仕事で大きな失敗をした日、人間関係がうまくいかなかった日、孤独を感じた日──。


そんなときは、無理に回復させようとしなくて大丈夫。

代わりに「今、自分のメーターは30くらいだな」と、現状を認識するだけでOKです。


落ち込むことを責めずに、「じゃあ何をすれば少し上がるかな」と考える。

大好きなカフェに行く。散歩する。音楽を聴く。誰かと話す。


小さなプラスを積み重ねるだけで、自尊心は少しずつ回復していきます。

 

 

 

 

 

 

自分を信じる感覚を、育てていこう

 

私たちは、つい他人の言葉や態度に自分の価値を預けてしまいがちです。

でも、自尊心は**“自分で整える”ことができる力**です。


「自尊心メーター」は、そんな自分の軸を取り戻すための、ちょっとしたトレーニング。

日々の感情にラベルを貼り、数値で捉えてみる。それだけで、自分を俯瞰する目が育っていきます。

 

 

 

 

 

まとめ

 

人に言われたことで揺れてしまう日も、誰かに褒められて回復する日も、自分のなかで“どれくらい効いたか”を、ちゃんと認識してみてください。

そして、あなたにとって大切な人の声は、大きく響くように設計しておきましょう。


自尊心は、自分のなかで大切に扱えば扱うほど、ちゃんと育ちます。

 

 

 

 

それではまた明日──

 

SOWN 代表

片倉

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