リーダーは運転席か、助手席か

リーダーは運転席か、助手席か

 

 

プロジェクトを推進するリーダーやディレクター、

あるいは職場の少し先を歩く先輩。


その立ち位置には、大きく分けて

2つのタイプがあるように感じます。

 

 

 

 

 

運転席に座るリーダー


ひとつは、自分がハンドルを握るタイプ。


方向性を決め、スケジュールを引き、

「どこへ向かうか」を明確に示す。

作業はメンバーに任せつつも、

判断の最終責任は自分が持つ。


これはいわば、運転席に座るリーダーです。

 

 

 

 

 

助手席に座るリーダー

 

もうひとつは、助手席に座るタイプ。


方向性やアイデアの起点を

メンバーに委ね、

自分は隣で助言や微調整を行う。


進み方そのものを信頼し、

必要なときだけブレーキやナビを入れる。

こちらは、助手席に座るリーダーと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

どちらが正解なのか

 

結論から言えば、

どちらが良いかはメンバーの成熟度によると思っています。


たとえば、

 

  • 新入社員や経験の浅いメンバー

  • プロジェクト推進にまだ慣れていない状態

 


こうした場合は、

運転席に座るリーダーが必要です。


進む方向が見えない状態で

「自由にやってみて」と言われても、

それは放置に近くなってしまいます。

 

 

一方で、

 

  • ある程度経験を積んでいる

  • 自分なりの進め方を理解している

  • 判断力や責任感も育っている

 


そんなメンバーが揃っているなら、

リーダーは助手席に回った方がいい。


ハンドルを握らせた方が、

当事者意識も創造性も引き出されます。

 

 

 

 

 

噛み合わない瞬間


難しいのは、

この切り替えができないケースです。


経験豊富なメンバーが揃っているのに、

リーダーが常に運転席に座ってしまうと、

現場は「指示待ち」になり、

本来生まれるはずだったアイデアが消えていきます。


逆に、

まだ不安定なメンバーに助手席スタイルを取ると、

プロジェクト自体が迷走してしまう。

 

 

 

 

 

リーダーに求められる視点


グループで何かを推進するとき、

リーダーに求められるのは

「自分が前に出る力」だけではありません。

 

  • いま、このチームはどの段階か

  • 誰がどれくらいハンドルを握れるか

  • 自分はどこに座るべきか

 


それを見極めること自体が、

リーダーシップなのだと思います。


運転席か、助手席か。

大事なのは、

自分が座りたい席ではなく、

チームにとって必要な席を選ぶことなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

それではまた明日──

 

SOWN 代表

片倉

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