── 不安より、経験を信じる
仕事をしていると、
「これはさすがに間に合わないかも」
「ちょっと今回はきついかも」
そんな瞬間、ありますよね。
頭の中で、最悪の未来が再生される。
失敗する自分。怒られる自分。信用を失う自分。
でも、少し立ち止まってみると気づきます。
過去のあなたは、
似たような“無理かも”を、
何度も乗り越えてきたはずです。
不安は、未来の想像力
人は、うまくいく未来よりも、
失敗する未来のほうを鮮明に想像します。
だから「無理かも」が先に立つ。
でも実際は、
・締切ギリギリで仕上げたこと
・予想外のトラブルを修正したこと
・思ったより周囲が助けてくれたこと
そういう経験も、山ほどある。
私たちは、
失敗の可能性ばかりを拡大して、
乗り越えてきた実績を忘れがちです。
「なんとかなる」は、根拠のない楽観じゃない
ここで言う「なんとかなる」は、
無責任なポジティブ思考ではありません。
準備もしない。努力もしない。
それで「なんとかなる」は、ただの願望です。
でも、
-
これまで積み上げてきた経験
-
何度も修正してきた力
-
助けを求められる関係
それらを前提にした「なんとかなる」は、
静かな自信です。
追い込まれたときの本当の敵
締切やプレッシャーそのものよりも、
いちばん厄介なのは、
「自分はきっとダメだ」という思い込み。
不安が強すぎると、
思考が止まる。
行動が鈍る。
でも、「まあ、なんとかなるだろう」と
少し肩の力が抜けると、
人は意外と冷静に動けます。
なんだかんだ、いつも越えてきた
完璧じゃなくてもいい。
スマートじゃなくてもいい。
泥臭くても、
ギリギリでも、
結果的に越えてきた。
それが事実です。
だから次も、
きっと越えられる。
問い
いま不安を感じているなら、
少しだけ振り返ってみてください。
あのときも無理だと思っていた。
あのときもきついと思っていた。
それでも今、ここにいる。
「なんとかなる精神」とは、
未来を楽観する力ではなく、
過去の自分を信じる力なのかもしれません。
大丈夫。
今回も、きっとなんとかなる。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉