仕事ができる人は、
感情がないわけではありません。
むしろ、
イラっともするし、落ち込むし、悔しがりもします。
ただ一つ違うのは、
感情をそのまま操作レバーにしないという点です。
感情は「消すもの」ではない
よく、
「仕事では感情を出すな」と言われますが、
それは少し乱暴です。
感情は、人間である以上、必ず生まれます。
-
理不尽だと感じる
-
評価されずに悔しい
-
相手の言い方に引っかかる
問題は、
感情が出ることではなく、感情が主導権を握ることです。
仕事ができる人の距離感
仕事ができる人は、
感情を“心の中の少し高い棚”に置きます。
完全に無視するわけでも、
押し殺すわけでもありません。
一段上に置いて、
-
「今、怒っているな」
-
「これはプライドが刺激されたな」
と、自分で自分を観察する。
このワンクッションがあるだけで、
選べる行動の数が一気に増えます。
感情が低い位置にあると起きること
感情が操作盤のど真ん中にあると、
-
反射的に言い返す
-
空気を読まずに正論をぶつける
-
不機嫌さが仕事に滲む
本人は正直なつもりでも、
周囲からは「扱いづらい人」になります。
能力とは関係なく、
信頼が少しずつ削られていきます。
一段上に置くと見えるもの
感情を一段上に置くと、
視界が変わります。
-
今、何が問題なのか
-
誰が何を求めているのか
-
ここで勝つべきか、流すべきか
「気持ちよさ」ではなく、
「目的」で動けるようになります。
これが、
仕事が前に進む人の思考です。
冷たい人になるわけではない
誤解されがちですが、
感情を一段上に置く人は、冷たい人ではありません。
むしろ、
-
不機嫌を撒き散らさない
-
相手の感情にも巻き込まれない
-
必要なときに、ちゃんと寄り添える
安定している分、
周囲に安心感を与えます。
感情を「使う」側に回る
感情を低い位置に置くと、
振り回されます。
一段上に置くと、
感情を情報として使えるようになります。
-
ここで違和感を覚えた理由
-
なぜ強く反応してしまったのか
それは、
判断を磨くための材料です。
仕事ができる人の共通点
仕事ができる人は、
いつも冷静だから優秀なのではありません。
感情と距離を取る技術を、自然に身につけているだけです。
感情は足元に置かない。
一段上に置く。
それだけで、
仕事の景色はかなり変わります。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉