人間、好きですか??

人間、好きですか??

 

「人が怖い」と思っていた頃

 

正直に言うと、私は昔から“人間が怖い”と思っていました。

人に話しかけるのも苦手で、話しかけられるのも緊張する。

学校でも、職場でも、できることならひとりでいたい

——そう思っていた時期が長くありました。


人と関わると、どうしても傷つくことがある。

誤解されたり、距離を感じたり、気を使いすぎたり。

そんな経験を重ねるうちに、気づけば“人と関わらないほうが楽”だと感じていたのです。

 

 

 

 

 

それでも、人と関わらずには生きられない

 

でも、どんなに人を避けようとしても、社会の中で生きていく以上、誰かと関わらずにはいられません。

仕事をするのも、友達と過ごすのも、家族と食卓を囲むのも。

人生のあらゆる場面で、人とのつながりが関係している。


だからこそ、「どうせ関わるなら、いい関係を築きたい」と思うようになりました。

ただ嫌うよりも、上手に付き合う方が、自分の心も穏やかでいられる。

そう感じるようになったのは、きっと社会に出てからです。

 

 

 

 

 

人間関係が、人生の“質”を決める

 

学生の頃は、テストや進路など“自分の努力”がすべてだと思っていました。

けれど社会に出てからは、誰と仕事をするか、誰と時間を過ごすか——

“人との関係”が、自分の毎日の充実度を左右することを痛感しました。


どんなに収入があっても、どんなに評価されても、

一緒に笑い合える人がいなければ、どこか空虚。

人との関係が整うことで、ようやく人生が“あたたかく”なる気がします。

 

 

 

 

 

「与えること」で人が好きになっていく

 

昔は、人に心を開くことが怖かった。

でも今は、少しずつ“自分から”関わるようにしています。


自分から声をかける。

自分から食事に誘う。

お土産を買ってきたり、ちょっとしたプレゼントを渡したり。

相手の話を楽しく聞く。


そんな小さな積み重ねが、不思議と自分の心を豊かにしてくれる。

「人に与えること」が、いつの間にか“人が好きになる”きっかけになるんですよね。

 

 

 

 

 

“人間を好きになる練習”


人間関係に悩むのは、生きている証拠。

それだけ誰かを大切に思っているということでもあります。


完璧な関係なんてないし、ときには疲れることもある。

それでも、「人と関わることを、もう少し信じてみよう」

そう思えるようになったのは、この10年でいちばんの変化かもしれません。


人間はめんどうで、難しくて、でもやっぱりあたたかい。

今日も誰かと笑い合えるなら、それだけで十分——

そう思えるようになった今、私は少しだけ“人間が好き”になりました。

 

あなたは、人間が好きですか?

 

 

 

 

 

それではまた明日──

 

SOWN 代表

片倉

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