── “またいつか”を、ちゃんと叶えてみる。
「久々に会おう」と言いながら、何年も経ってしまう
学生時代の友人、前の職場の同僚。
ふとした瞬間、懐かしい顔を思い出すことがあります。
SNSで近況を見かけたり、似た雰囲気の人を街で見かけたり。
「そういえば、元気にしてるかな」
そう思うだけで、結局なにも行動しないまま、
月日だけが過ぎてしまうこと、ありますよね。
「迷惑かな」という気持ちが、関係を遠ざける
久しぶりの相手に連絡するのは、少し勇気がいります。
忙しいかな、迷惑かな、もう話が合わないかもしれない——。
でも、案外その“ためらい”こそが、
人とのつながりを薄くしていく原因なのかもしれません。
関係を壊すのは「嫌われること」ではなく、
「何も行動しないこと」なのだと思います。
勇気を出して、メッセージを送ってみる
私もたまに、数年ぶりの友人に
「久しぶりにごはん行かない？」と連絡することがあります。
意外と、多くの人が
「いいね！ちょうど私も会いたいと思ってた」と返してくれる。
そんな瞬間に、時間が少しだけ巻き戻ったような
不思議なあたたかさを感じます。
再会に“意味”を求めなくていい
久しぶりに会って、思ったより盛り上がらないこともある。
以前のように笑えないこともある。
それでも、会ったという事実そのものに意味があります。
人は、再会するたびに「時間の重なり」を確かめているのかもしれません。
“あの頃の自分”と“今の自分”をつなぐように。
「またいつか」を、“今”に変える
誰かと再び会うというのは、
過去を思い出す行為ではなく、
未来へともう一度つながる行為です。
たった一通のメッセージが、
忘れていた関係を再び息づかせることもある。
“またいつか”を、“今”に変える勇気を持ってみる。
それだけで、世界は少しあたたかくなる気がします。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉
