最近、
誰かにお祝いやお土産を渡したあと、
自分の気持ちが少し満たされることが増えました。
高価なものじゃなくてもいい。
相手の顔を思い浮かべながら選んだ時間や、
「これ、あなたに合いそうだな」と考えた過程。
それ自体が、
すでにひとつの喜びになっている気がします。
もらう喜びと、与える喜びは別物
子どもの頃は、
何かを「もらう」ことが、素直に嬉しかった。
でも大人になると、
その嬉しさの質が、少し変わってきます。
自分がもらったものよりも、
誰かが喜んでくれた表情のほうが、
長く心に残る。
それはきっと、
喜びの向きが「自分」から「外」に変わったからです。
与えることは、記憶を残すこと
人は、
何をもらったかよりも、
誰から、どんな気持ちでもらったかを覚えています。
・あのとき、声をかけてくれた人
・さりげなく差し出された一言
・困っているときに手を伸ばしてくれた存在
そういうものは、
時間が経っても不思議と消えません。
与えたものは、形を変えて残る
与えたものが、
そのまま返ってくるとは限りません。
でも、
-
信頼
-
安心感
-
温度のある記憶
そういった形に変わって、
静かに残り続けます。
だから人生は、
与えた分だけ、
少しずつ豊かになっていくのかもしれません。
人生の最後に残るもの
人生の終わりに、
どれだけ得たかよりも、
どれだけ与えたかが残る。
この言葉は、
決して綺麗事ではない気がします。
お金でも、物でも、地位でもなく、
人の心に置いてきたもの。
それこそが、
時間が経っても消えないものなのだと思います。
小さな「与える」を、今日も
大きなことをしなくてもいい。
・一言かける
・気にかける
・思い出して選ぶ
その小さな「与える」が、
いつか自分の人生の輪郭をつくっていく。
そう思うと、
今日も誰かに何かを渡したくなります。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉