プロジェクトを推進するリーダーやディレクター、
あるいは職場の少し先を歩く先輩。
その立ち位置には、大きく分けて
2つのタイプがあるように感じます。
運転席に座るリーダー
ひとつは、自分がハンドルを握るタイプ。
方向性を決め、スケジュールを引き、
「どこへ向かうか」を明確に示す。
作業はメンバーに任せつつも、
判断の最終責任は自分が持つ。
これはいわば、運転席に座るリーダーです。
助手席に座るリーダー
もうひとつは、助手席に座るタイプ。
方向性やアイデアの起点を
メンバーに委ね、
自分は隣で助言や微調整を行う。
進み方そのものを信頼し、
必要なときだけブレーキやナビを入れる。
こちらは、助手席に座るリーダーと言えるでしょう。
どちらが正解なのか
結論から言えば、
どちらが良いかはメンバーの成熟度によると思っています。
たとえば、
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新入社員や経験の浅いメンバー
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プロジェクト推進にまだ慣れていない状態
こうした場合は、
運転席に座るリーダーが必要です。
進む方向が見えない状態で
「自由にやってみて」と言われても、
それは放置に近くなってしまいます。
一方で、
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ある程度経験を積んでいる
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自分なりの進め方を理解している
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判断力や責任感も育っている
そんなメンバーが揃っているなら、
リーダーは助手席に回った方がいい。
ハンドルを握らせた方が、
当事者意識も創造性も引き出されます。
噛み合わない瞬間
難しいのは、
この切り替えができないケースです。
経験豊富なメンバーが揃っているのに、
リーダーが常に運転席に座ってしまうと、
現場は「指示待ち」になり、
本来生まれるはずだったアイデアが消えていきます。
逆に、
まだ不安定なメンバーに助手席スタイルを取ると、
プロジェクト自体が迷走してしまう。
リーダーに求められる視点
グループで何かを推進するとき、
リーダーに求められるのは
「自分が前に出る力」だけではありません。
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いま、このチームはどの段階か
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誰がどれくらいハンドルを握れるか
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自分はどこに座るべきか
それを見極めること自体が、
リーダーシップなのだと思います。
運転席か、助手席か。
大事なのは、
自分が座りたい席ではなく、
チームにとって必要な席を選ぶことなのかもしれません。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉