■ 「誘う」という行為の、ちょっとしたリスク
誰かを誘うって、思っているより勇気がいります。
断られるかもしれない。
乗り気じゃないかもしれない。
その時間を楽しんでもらえなかったら、どうしよう。
そんなふうに考え始めると、結局「まぁいっか」と、誘う前にやめてしまう。
でも、それってつまり、「自分が傷つかない選択」をしているだけなんですよね。
■ コントロールできないものを、手放す
誰かを誘って、うまくいくかどうかは、結局その人次第です。
相手の気分、タイミング、性格。
それらは、自分にはどうにもできません。
大切なのは、“誘ったという事実”です。
その瞬間、あなたは誰かとの時間を作ろうとした。
それは、立派なコミュニケーションであり、勇気の証です。
■ 誘ったもの勝ち、という考え方
たとえ断られても、恥ずかしいことではありません。
誘わなければ、何も始まらない。
でも誘えば、もしかしたら思いがけない繋がりや、楽しい時間が生まれるかもしれない。
リスクは、ほんの少しの痛み。
でも、その先にあるのは“人とのあたたかさ”です。
■ 勇気の先に、感性が育つ
人を誘うという行為は、自分の感情を外に差し出すこと。
そこには、思いやりや好奇心、そして少しの勇気が詰まっています。
誰かと関係を育てる感性は、そうした小さな一歩の積み重ねで育つもの。
だからこそ、今日はリスクを取って誘ってみましょう。
たとえうまくいかなくても、あなたの心は確実に柔らかくなっていくはずです。
“誘う勇気”が、人との距離を少しだけ縮めてくれる。
それは、コミュニケーションの中で一番美しい瞬間かもしれません。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉