アニメや漫画を見ている時間は、つい「娯楽だから」「時間の浪費かも」と思われがちです。
でも実は、エンタメにはもうひとつの大きな役割があります。
それは “雑談のインプット” になること。
誰かと話すとき、ちょっとしたネタや共通言語があるだけで、距離はぐっと近くなります。
アニメや漫画は、その「共通言語」を自然に育ててくれるツールなのです。
1|世代や地域をこえて、話題がつながる
アニメや漫画のすごいところは、世代や地域、国まで超えられる共通コンテンツだということ。
・親世代とは『スラムダンク』
・今の10〜20代とは『呪術』『推しの子』『ブルーロック』
・海外の友人とは『ドラゴンボール』『ナルト』
・幅広い層とは『ワンピース』
作品名をひとつ出すだけで、年齢差も文化の違いもふっと軽くなる。
これは他の趣味にはなかなかない強みです。
2|「知っている」というだけで、対話の扉が開く
雑談は、深い知識よりも “少し知っている” 程度の情報が役に立つもの。
・「◯◯のアニメで、そんなセリフあったよね!」
・「あのキャラみたいな髪型で、めっちゃかっこいい!」
・「あの作品の気合い、ちょっと勇気もらえるよね」
たったこれだけで、相手のテンションは上がるし、話題は自然と続きます。
エンタメは、誰かの好きなものに“寄り添うための入り口”にもなる。
その作品を深く語れなくても、共通の景色さえ持っていれば、会話は驚くほど滑らかです。
3|インプットとしてのエンタメは、実はコスパ最強
仕事や人間関係のためのインプットというと、
本を読んだり、ニュースを追ったり、勉強したり…と構えてしまいがち。
でも実は、
アニメ1本、漫画数話を見るだけで「雑談が強くなる」 のはかなりコスパがいい。
・感情の動き
・人間の悩み
・価値観の違い
・象徴的なセリフや名シーン
物語を通して、自然にいろんな“人の心”が学べるのもエンタメの魅力です。
SOWNがよくテーマにする「感性のインプット」という意味でも、これは大きい。
おわりに|エンタメは、心を軽くする“共通言語”
エンタメは、ただの娯楽ではなく、
人とつながるための「やわらかい知識」です。
忙しい日々の中で、少しだけアニメや漫画を見る時間が、
誰かとの距離を縮めたり、会話を楽しくしてくれる。
それだけで十分価値があるし、
むしろ大人こそ、エンタメから得られる“雑談力”を大切にしていいのだと思います。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉