・はじめに
みなさんは、音楽フェスに行ったことがありますか?
私は学生時代から10年以上、コロナ禍を除いて毎年フェスに参戦していて、今でも1年の大きな楽しみになっています。
日常では味わえない特別な空気感。
そこには音楽だけでなく、人とのつながりや思い出が詰まっています。
・野外でお酒を飲む
フェスといえば、やっぱり「野外でお酒を飲む」体験が格別です。
夏の暑い日に外で飲むビール、それだけでも最高なのに、周囲からは至るところで音楽が響いている。
お気に入りのアーティストを待ちながら、芝生に座って乾杯する。
この瞬間は、普段の居酒屋や家飲みでは絶対に味わえない、フェスならではの至福の時間です。
・語らいの場所
私の場合、高校時代からの親友と呼べる友人と、10年近くずっとフェスやライブに参戦しています。
社会人になってからは、お互いに仕事が忙しかったり、結婚して生活が変わったりと、普段そんなに頻繁に会うわけではありません。
でも、フェスで会うときには、バスの中や会場の待ち時間で、たくさん語り合います。
そして会話の空気感をさらに盛り上げてくれるのが、やっぱりフェス自体の活気。
音楽が鳴り響く中で、何を話しても楽しいんです。
ある意味で、フェスは「語らいの場所」であり、私にとって大切な人と心を通わせる特別な時間になっています。
・ノスタルジー
学生時代は、とにかく流行りのバンドのステージに全力で走って、最前列で盛り上がることが楽しかったです。
でも大人になった今は、少しスタイルが変わってきました。
遠くからのんびりと聴いたり、芝生に寝転んだり。
先日のフェスでは、はじめてHYを生で聴きました。
学生時代、友人とカラオケでよく歌っていた曲が、目の前で演奏される。
大人になった今、その曲をフェス会場で耳にしたとき、強烈なノスタルジーとエモさに胸を打たれました。
フェスは「現在を楽しむ場」であると同時に、「過去の思い出と再会する場」でもあるのだと感じます。
・また行こう
フェスの写真を見返すと、その時の空気や音、笑い声まで鮮明に蘇ってきます。
そして、今日の体験もまた、未来に振り返ったときの思い出として刻まれていく。
年齢を重ねるごとに、フェスに行ける回数は少しずつ減っていくかもしれません。
でも、「また行こう」と思えること自体が、日常を前向きにしてくれる力になる。
私にとってフェスは、音楽以上の意味を持つ、大切な非日常です。

・まとめ
音楽フェスは、ただのイベントではなく「非日常」を体験させてくれる場。
野外で飲むお酒、友人との語らい、懐かしい曲に触れたときのノスタルジー…。
日常生活では味わえない特別な時間がそこにはあります。
だからこそ、私はこれからも毎年「また行こう」と思い続けたいです。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉