はじめに
何かを変えたいとき、選択肢は大きくふたつあります。
「ひたすら頑張る」か、「リスクを取る」か。
どちらが正しいのか、どう選べばいいのか──
きっと多くの人が、このテーマに一度は迷ったことがあるはず。
今日はそんな分かれ道について、少しだけ深く考えてみましょう。
「ひたすら頑張る」という選択
頑張ることは、美徳です。
地道に努力を積み重ねる姿勢は、周囲からも評価されるし、自分自身の誇りにもなります。
ただ、よくよく考えてみると、それは「耐える」に近いことも多い。
同じ仕事、同じ環境、同じルーティンの中での努力は、現状維持にはつながっても、飛躍的な変化や突破はなかなか起きません。
“その先に、どんな景色が待っているのか?”
頑張っているのに、どこか虚しさを感じるのは、そこに「広がり」が足りていないからかもしれません。
「リスクを取る」という選択
一方、リスクを取ることは、こわい。
挑戦すれば、失敗するかもしれないし、周囲に笑われるかもしれない。
でも同時に、今まで見たことのない景色が広がるチャンスでもあります。
転職、副業、起業、人間関係の変化──
小さなことでも「今までと違う道を選ぶこと」が、リスクを取るということ。
でも実は、動かずにいることのほうが、長い目で見るとリスクになるのかもしれません。
「頑張ってから、リスクを取る」という道
多くの人は、まずは実力をつけてから、準備が整ってからリスクを取ろうとします。
たしかに堅実だし、間違ってはいません。
たとえば会社で経験を積んでから、自分の夢に挑戦する。
スキルを磨いてから、転職する。
失敗しないように段取りを整える──
でもその間に、時間は確実に過ぎていきます。
「いつかやろう」は、「やらない」の言い換えになってしまうことも。
「リスクを取ってから、頑張る」──そんな順番もある
思い切って、先に一歩を踏み出してしまう。
それが、実は一番強い選択かもしれません。
やると決めてから、あとで必死に努力する。
決めてしまったからこそ、本気で頑張れる。
SOWNというブランドも、まさにこの順番でした。
誰かに頼まれたわけでもなく、ニーズを調べ尽くしたわけでもない。
まず「やってみたい」という想いにリスクをかけて、そのあとがむしゃらに走り出したのです。
まとめ
「頑張る」と「リスクを取る」
どちらも大切な要素ですが、その“順番”が人生の景色を大きく変えてくれます。
完璧に準備できる日なんて、おそらく一生きません。
だからこそ、“今この瞬間”に、小さなリスクでもいいから、一歩踏み出してみる。
決めてしまえば、人は強くなれる。
あなたの人生のアクセントになるのは、もしかしたらその一歩かもしれません。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉