理由ははっきりしないのに、
なぜかずっと機嫌が悪い日があります。
誰かに何かを言われたわけでもない。
大きな失敗をしたわけでもない。
それでも、些細なことに引っかかってしまう。
そんな日は、
「気分を切り替えよう」とするほど、
逆にうまくいかなかったりします。
まず、自分から一歩離れる
なぜかイライラするとき、
一番大事なのは「どうにかしよう」としないことかもしれません。
必要なのは、自分を切り離すこと。
いわゆるメタ認知です。
イメージとしては、
自分の魂が少し体から離れて、
外側から自分を眺めている感じ。
そして、心の中でこう聞きます。
「どうしたの?
なにに、そんなに反応しているの?」
感情は、理由がわかると弱くなる
不思議なことに、
この問いかけだけで、少し心が落ち着きます。
感情は、
正体不明のまま暴れているときが一番厄介です。
・寝不足だった
・空腹だった
・余裕のないスケジュールだった
・実は小さな不安を抱えていた
原因が見えてくると、
「ああ、そういうことか」と腑に落ちる。
そしてよく、こう思います。
「なんで、こんなことでイライラしてたんだろう」
感情=悪者ではない
大切なのは、
イライラを否定しないことです。
イライラしている自分を
「ダメだ」と裁いてしまうと、
さらに感情がこじれてしまいます。
イライラは、
心が発しているサインのようなもの。
「少し休みたい」
「余裕がない」
「気づいてほしい」
そんな声が、形を変えて現れているだけかもしれません。
自分を“観察する側”に戻る
感情に飲み込まれているときは、
自分=感情、になっています。
でも、
一段上から自分を眺めることができれば、
・今、疲れているな
・余裕がなくなっているな
・これは本質じゃないな
そうやって、
感情と自分のあいだに、少し距離が生まれます。
その距離こそが、
心をコントロールする余白です。
イライラする日があっていい
いつも穏やかでいる必要なんて、ありません。
ただ、
イライラに振り回されるか、
イライラを眺められるか。
その違いだけで、
一日の質は大きく変わります。
なぜかイライラする日は、
自分を責める日ではなく、
自分を観察する日にしてみる。
それだけで、
少しだけ、世界が静かになる気がします。
それではまた明日──
SOWN 代表
片倉